連携搬送

民間救急車両での長時間の移動が困難な方に対し、各航空会社やJR各会社と連携し、飛行機やヘリコプター・新幹線・フェリー等を利用した移動手段も提供できます。

搭乗券・切符の手配、搬送先の民間救急事業者の手配は無料で致しております。


連携搬送の流れ

出発地まで民間救急車でお迎えに上がり、出発地付近の駅または空港まで搬送。

新幹線では多目的室まで、飛行機ではストレッチャー移動の場合は座席まで、フェリーではお部屋まで、お送りいたします。

家族の介助だけでは不安な方

新幹線の車中や飛行機の機内で、家族だけでの介助や医療処置が心配な方は、当社の看護師・救急救命士・介護士を全行程に付き添いすることもできます。

看護師

主な役割

・酸素の投与

・痰の吸引

・点滴の管理

・心電図モニターの管理や観察

・経管栄養及び経管与薬


救急救命士

主な役割

・体温、脈拍、呼吸数、意識状態の観察

・体位の維持、安静の維持、保温

・酸素の管理

・バッグマスクによる人工呼吸

・聴診器による心音、呼吸音の聴取

・血圧計の使用による血圧の測定

・心電図モニターの観察


介護士(ヘルパー)

主な役割

・体位の維持や変換

・排泄の処理

・状態の観察


航空機内(シップサイド)

ストレッチャーは、担架のようなベッドで、座席の背もたれの上の高い位置に取り付けます。航空機により取り付け位置が決められておりエコノミークラス客室、進行方向左側の座席列窓側に取り付けられます。頭部を進行方向に向けて常時お体をベルトで固定していただきます。通常ストレッチャー1台は座席約6席分の大きさになります。 車いすの方は、一般の方から一緒の搭乗口から出入りし座席に座って頂くことになります。

 

●機内はストレッチャーの取り付けで、寝たままの移動が可能。

●飛行機内の電源は使用できないので、医療機器に関しては、バッテリーを持ち込み、電源を確保しないといけません。

●酸素ボンベの貸し出しはあります。

●制限区域や医療機器の持ち込みがある場合は、医師の意見書や診断書が必要。

●車椅子での利用は、通路幅が狭いこともあり、機内は飛行機会社の車椅子に乗り換えて移動します。

参考ホームページ

手配に関しては、日本民間救急総合受付センターが無料で承ります。


新幹線内(多目的室)

●多目的室内には簡易ソファが設置してあり、ベッドの形状にもなり、寝ることも可能です。

                      ※列車の車両により形状や広さが違います。

●ベッドにしても、パイプ椅子が備えつけてあり、介助者も一緒に室内で処置が可能。

●コンセントや吊り棚もあり、医療機器やS字フックを用意すれば点滴も車内で可能。

 また酸素ボンベも1人2本まで持ち込みできます。

参考ホームページ

JR:西日本

JR:東日本


手配に関しては、日本民間救急総合受付センターが無料で承ります。


フェリー

●船内のベッドがあるお部屋がいくつかご用意してありますので、お好きな部屋をご予約可能。

●船内の動線は、幅が狭い通路等が多くメインストレッチャーでの移動が困難なため、お部屋まではリクライニング車椅子やスクープストレッチャーでの移動になります。

●船内は、バリアフリーの箇所が少ないので、付き添いの方の乗車をおすすめします。

手配に関しては、日本民間救急総合受付センターが無料で承ります。


ヘリコプター

手配に関しては、日本民間救急総合受付センターが無料で承ります。