西日本民間救急の搬送車両の装備は、患者等搬送認定の基準となる資器材の他、当社独自で搭載している資器材があります。
安心・安全・快適に搬送させて頂くうえで、当社が搭載しました資器材をご紹介いたします。
・走行時の振動をエアーで調整し最小限に緩和する装置です。特に道路の繋ぎ目やでこぼこの道を走行する際に威力を発揮し、患者様の負担も軽減されます。
・車内では防振ベッドごと横に移動できるので、持続点滴や人工呼吸器、シリンジポンプ等を繋ぎながらでも、患者様に負担にならないよう処置ができます。
・胸部または手足に電極を装着して心臓活動電位を計測し、心電図波形を連続してモニタ画面に表示する医療機器およびそのシステムです。
・この機器で酸素飽和度、脈拍、血圧も同時に計測できます。
・車内には大型のモニターがあり、携帯用の心電図モニターも搭載しております。
・呼吸管理の基本機能を備えた多彩なモードができます。
・一目でわかる自発呼吸モニタランプを搭載し応急蘇生処置から高度な人工呼吸管理まで対応しています。
・ご利用の場合は、医師の同乗が必要となります。
・人工呼吸器などの機器をストレッチャーに乗せる場合に使用します。
・医療機器をベルトでしっかり固定できるので、揺れや処置中に落下の心配がありません。
・ストレッチャー上で、お食事をされるときのテーブル代わりにもなります。
防護服セット(ガウン、ズボン、キャップ、手袋、N95マスク、ゴーグルまたは(フェイスマスク)等を装着し車両内は、運転席との境目とはシールドを張り、感染予防に努めます。
搬送後はエタノールと次亜塩素酸で車両内の消毒を徹底して行い、防護服は都度廃棄いたします。
●インバータ(コンセント)
・弊社車両にはインバータまたはコンセントが設置されており、電源が必要な医療機器(人工呼吸器、シリンジポンプ、輸液ポンプ等)にも対応しております。
●AED(1号車)
・心室細動の際に機器が自動的に解析を行い、必要に応じて電気的なショック(除細動)を与え、心臓の働きを戻すことを試みる医療機器
●N95マスク
・粒子状物質の吸入防止に用いる。
・製造現場等のマスクとして使用されていたが、結核、SARSなどの感染防止に効果を上げたことから、N95マスクは医療関係でも用いられるようになった。
●赤色灯(パトランプ)
・イベント等で、会場敷地内限定で赤色灯を回しながら搬送を行います。
・混雑している会場内で、車両を目立たせる効果があります。